STP戦略
STP戦略とは、フィリップ・コトラー博士が提唱したマーケティング戦略の基本的なフレームワークのこと。
まず市場を細分化(セグメンテーション/Segmentation)し、次にその中からフォーカスすべきターゲットセグメントを決定(ターゲティング/Targeting)し、最後にターゲットセグメントに対して、競争優位性を設定する(ポジショニング/Positioning)。
この活動の頭文字をとって「STP戦略」と呼ぶ。
セグメンテーションにおいては、顧客のニーズごとにセグメント化することが、ターゲティングにおいては、自社が提供できる価値と顧客が求めるニーズのマッチングができていることが、ポジショニングにおいては、ターゲットから見た具体的な優位性を提案できることが重要となる。